【2022/1/22~3/6】「Sense Island-感覚の島-暗闇の美術島2021」にSHIZUKA Stillness Panelが採用されております@横須賀市猿島

2022年1月22日~3月6日まで、神奈川県横須賀市猿島内にて「Sense Island-感覚の島-暗闇の美術島」が開催されております。当社では 細井 美裕氏の作品(作品名 Theater me)に協力をさせていただきました。
本展示会は東京湾に浮かぶ猿島を丸ごと表現の舞台に使った展示会になります。また、人工的な光や時間の概念を避けて、夜間のみの開園(16:50~21:00)となります。暗闇の中での表現となりますので、余計なものを取っ払って自分の感覚を存分に研ぎ澄ますことで体験することができる都内では味わえない趣旨になります。
さて、今回細井氏は猿島の砲台置き場に着目し、砲台置き場の限られたスペースに新たな空間を表現されました。一時は人間が支配していた空間ですが、現在は自然保護の観点から砲台跡も草が生い茂しげり寂しい洞穴がポッカリと開いているだけの空間です。私どもも最初にこの企画を伺い、写真などで現場を拝見した時も、どのような表現になるのかまったく見当がつきませんでした。細井氏の作品は音で表現をする作品になりますが、なんと今回は音を出しません。自然島で織りなす表現をお楽しみくださいませ。
また、自然環境を維持するために、作品自体も手作業で運んだり環境に影響を与えないように細心の注意を払っております。今回は設置の裏側も特別にご覧いただけます。
Research @Sarushima #1 (Monkey Island) / 猿島 展示リサーチ #1
https://youtu.be/9cCqFc6GJWc
Research @Sarushima #2 (Monkey Island) / 猿島 展示リサーチ #2
https://youtu.be/FIat366jks4
Behind the《Theatre me》#1 島に入る前の木工作業
https://youtu.be/ojFZMiTRx8w
公式HP(チケット購入): Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島 2021 ―Sense Island Sarushima Dark Island 2021
アクセス方法 : 京急線「横須賀中央」から下車徒歩約15分、またはタクシー約5分で三笠桟橋へ。
フェリー乗船約10分にて猿島になります。フェリーは人数制限、また天候により運航中止の場合もありますので、事前のご確認をお願い致します。
細井 美裕 : 1993年生まれ、慶應義塾大学卒業。マルチチャンネル音響をもちいた空間そのものを意識させるサウンドインスタレーションや、舞台公演、自身の声の多重録音を特徴とした作品制作を行う。これまでにNTT ICC無響室、YCAM、札幌SCARTS、東京芸術劇場コンサートホール、愛知県芸術劇場、国際音響学会AES、羽田空港などで作品を発表。 WEBサイト : MIYU HOSOI | 細井美裕