株式会社Dimension Cruiseのレコーディングスタジオに調音パネル「SHIZUKA Stillness Panel」を設置

こんにちは、製造部のIです。

今回の記事では先日「株式会社 Dimension Cruise(ディメンション・クルーズ)」様のレコーディングスタジオにSHIZUKA Stillness Panel を導入させて頂いた件についてご紹介したいと思います。

株式会社 Dimension Cruise 及び作曲家 和田貴史 様について

今回、音楽家の和田貴史様が代表を務める 株式会社 Dimension Cruise のレコーディングスタジオ向けに吸音・調音パネルの設置を行いました。

和田様はドラマ、ドキュメンタリー、映画、アニメなど多方面への楽曲提供やアーティストの楽曲プロデュースなど、幅広いジャンルで活躍する作曲家です。代表作にはNHKスペシャル「巨大災害 MEGADISASTER」「MEGA CRISIS 巨大危機」NHKドラマ「ガッタンガッタンそれでもゴー」「ザ・ラストショット」「火の魚」アニメ「テラフォーマーズ・リベンジ」「学園黙示録High School of the Dead」「終わりのセラフ」「七つの大罪」などがあります。

レコーディングスタジオの壁に吸音・調音パネル「SHIZUKA Stillness Panel」を設置

和田様より、レコーディングスタジオ内の吸音状況を改善したいとのご相談がありました。通常、SHIZUKA Stillness Panel(以下SSP)は36mm厚みのタイプの定尺(1m角or1m×2m)しかご用意しておりませんが、今回は低音域から高音域まで幅広い周波数帯に対応したい、また、壁一面に設置したいというご要望にお答えし、厚さ70mmの特注サイズかつ壁面に合う縦横サイズにカットして制作・設置を行いました。

施工は接着工法で直接壁に取り付ける方法で、搬入や設置含めて半日程度で完了致しました。事前にスタジオに伺い設置箇所の歪みなど細かく採寸を行ったうえで施工を行いましたので、壁面にジャストフィットのサイズ感で設置ができました。

設置後の効果について和田様よりコメントを頂きました!

実際のパネル設置後の吸音・調音効果について、和田様よりtwitter&youtubeにてコメントを頂いております。

一般的に吸音材というものは得意な周波数帯域がそれぞれに存在し、低音が得意なものは低音を中心に、高音が得意なものは中心に、といった具合に吸音を行いますが、SSPはその特徴として「低音から高音までを一律に吸音可能」という点があります。そのため、吸音が大げさになりすぎない(デッドになりすぎない)自然な吸音・調音が可能です。

動画内では吸音や反射の取り合いについて、非常に参考になるお話をして頂いておりますので、レコーディング環境やマスタリング環境についてご興味のある方は是非こちらの動画をご覧になってみてください。

和田様、この度は貴重なご意見と動画を投稿頂き誠にありがとうございました!


神奈川県厚木市金田492-1