ST-ROBO



【導入場所】
ST-ROBO
【ご相談内容】
録音時のアンプ音対策や、ガラスや天井から生じる初期反射の対策、MIX時の正確さの向上等
【導入製品】
SHIZUKA Stillness Panel SDM1800
【導入効果・内容】
録音時には、SHIZUKA Stillness Panel SDM1800をマイク周りに置いたり、ガラス面やアンプ周囲に置くことで余計な音の吸音・遮音でご利用いただいております。また、天井には不燃認定のSHIZUKA Stillness Panelシルバーを施工し、天井から生じる初期反射を抑えるようにしました。前面吸音ではないため、反響音をコントロールし、自然な響きを実現しました。
ピアノ、ドラムの下にSHIZUKA Stillness Panelを置くことで、床からの反射も抑えられます。
以下は、ST-ROBO主催 ZAK様からのコメントです。
SHIZUKA Stillness PanelとSHIZUKA Stillness Panel SDMは、録音・PAの現場ですごく役立っている。特にSHIZUKA Stillness Panel SDMは簡単に設置出来て絶大な効果を発揮します。例えばバンドで録る際に、ギターアンプなどは全方向に音が出るので、周りを囲んで簡易ブースにしたり、フェンダーローズスーツケースの音が他のマイクに被らないように遮蔽するのにも使えるし、ドラム録音ではkickの前に置くとタイトに録れるしね。求める音によってはドラマーの後ろや両脇に置いたり、歌録でもSDMで囲んで使ってます。スタジオでは余分な反射も抑えられるので、録音中の邪魔なレゾナンスをコントロールするのにも使え、例えばコントラバスやブラスの低域が部屋のどこに留まっているかなど、そのポイントを見つけて立てかけるだけですっきりする。もちろんモニタースピーカーの調整でも大きな効果があり、ガラス面の前に立てかけるだけで余分な反射が消え、明らかに明瞭度も上がってやり易くなります。
自身のスタジオ ST-ROBOはトラッキングルームの天井を全てSHIZUKA Stillness Panelにしてあり、高い防音性を保ちながらも響きは自然に残っている。PAの現場では会場の大きさや箱の鳴りに合わせて、音楽でその場を満たしていくが、ダイレクト音を大きく気持ちよく聞かせるには、反射や被りは大事であり、レコーディングのマイクには避けたい要素。その場で簡単にコントロールできるのはとてもありがたく、ライブレコーディングも同時にやることも多いので助かっています。それにSHIZUKA Stillness Panel SDMは大きさや重量も乗用車に乗せられるのも大きなポイント。近く都内にあるスタジオ ST-ROBOをを9.1.4のDolby Atmos、イマーシブオーディオ環境にするべく構築中。そこでもSHIZUKA Stillness Panelは強い味方になっている。
ZAK様 Profile:
SOUND ENGINEER、DESINER、PRODUCER、Re-MIXER音楽、映画音楽製作、ミキシング、演劇など「音」にまつわる事に、多岐にわたり多くの作品に関わる。
青葉市子、忌野清志郎、菅野ようこ、坂本龍一、相対性理論、水曜日のカンパネラ、原田郁子、三宅純、ALVA NOTO、BRIAN ENO、BOREDOMS、BUFFALO DAUGHTER、FISHMANS,GEZAN、SUGIZO、OPN、SQUER PUSHER、Terry Riley、UA、YELLOW MONKEY等の録音やPAに関わる。映画音楽監督としてはおもに豊田利晃、ワン イェミン、犬堂一心などの作品に関わる。大友良英音楽『幽閉者』、REC&MIX村上たかしの作品では音楽プロデュースとして参加。部隊は野外演劇を得意とする『維新派』を20年以上にわたって音響をてがけてきた。飴屋法水と『4.48サイコシス』以来『おもいのまま』『じめん』『いりくちでくち』など、マームとジプシーとは『COCON』『まえのひと』など「音」として活動を共にしている。NODA MAPでは、『足跡姫』『桜の森の満開の下偽作』他、音響デザイナーとして参加。白井晃演出の『NO.9不滅の戦慄』、宝塚歌劇団宙組 上田久美子演出『FLYNG SAPA』他の音響アドバイザーなど。近年の作品としてはBaffalo Dauter『WE ARE THE TIMES』、REC&MIX 木村カエラ『Color Me』、REC&MIX『フィッシャマンズ』等多彩な活躍をしている。