モウリアートワークススタジオ様
【導入事例】
モウリ・アートワークススタジオ
【ご相談内容】
録音時のガラス音の反響対策、MIX・マスタリング時の初期反射対策
【導入製品】
【導入内容・効果】
SHIZUKA Stillness Panel SDM1800を4セット導入いただきました。ガラスで区切られた部屋のため、録音時・MIX・マスタリング時に反響音に悩まされていたそうです。マイク周りにSDMを2セット配置することで、不要な反射を吸音し、2セットはスピーカー面に配置することでより正確な音の聴き取りを可能としました。
エンジニア 飯尾芳史様からのコメント
ホームスタジオである目黒のモウリ・アートワークススタジオは、コントロールルームと録音ブースの間が全面ガラス張りになっているため、その反射に随分と悩まされてきました。そんなところに現れたこのSHIZUKA Stillness Panel SDM。最初に感じたのは恐ろしく位相が良くなったこと。以前の音像を鉛筆の濃さで例えるとHBくらいだったとすると、2Bくらいのくっきりとした輪郭になったかのようです。低音の吸収性の良さも特筆すべきですが、加えて中高音のピークを柔らかくもしてくれました。すっきりとした音像を得ることができ、仕事の効率がすごくよくなりました。歌の録音にも絶大な効果を発揮します。大きく張りのある声の方の場合、声の初期反射がマイクにかぶってくるために部屋の広さが分かってしまうことがあります。SHIZUKA Stillness Panel SDMをマイク周りに設置することによりほぼ解決します。アイディアや考え方で様々なことができると思います。
飯尾 芳史氏Profile:

1979年アルファレコード入社。細野晴臣『フィルハーモニー』を皮 切りに、¥ENレーベルのほとんどの作品を手がけ、1983年にフリーランスとして渡英。トニー・ヴィスコンティのスタジオでエンジニアリングとプロデュースのノウハウを学ぶ。その後オフィス・イン テンツィオを経て1986年に藤井丈司らと株式会社トップを、1999年に株式会社アップアップを設立。2010年より再びオフィス・インテンツィオ所属となり多くのミキシングやプロデュース、アレンジも担当している。 近年では矢野と上妻 / 恋の季節、Peter Gallway &Sahashi / EN 、OKAMOTO’S / 4EVER、矢野顕子X上原ひろみ / Step Into Paradise、GOOD BYE APRIL 、スターダストレビュー、槇原敬之 / TIME TRAVELING TOUR 、重住ひろこ(スムースエース)/ dive into Produce など